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ムーヴのマフラー修理とラジエーター水漏れ修理

来店理由
・車検のため

入庫した時点で、マフラーから異音がしていたため、リフトアップしてみると、マフラーステーが腐食しており、マフラーが落ちていた。

修理内容
・マフラーステー溶接

マフラーステー溶接

マフラーステーが腐食して一部無くなっている状態であるため（赤丸部分）、補強をして溶接した

水漏れ発見

当店は、車検場が別にあるため、基本的には車検場のほうで車検整備をして、そのあとオイル交換や冷却水交換、不具合箇所などの修理などを当店でおこなうため、本来ならば、マフラー修理後に車検場で整備をするはずであったが、エンジンルームを開けて、見回したところ、ラジエーター付近で水漏れしているのを発見した。

写真はすでに冷却水を抜き、ラジエーターアッパーホースと、サブタンクホースを外した状態です。
サブタンクがあるため水漏れ箇所がどこなのか確認出来なかったため、サブタンクを外します。

矢印部分に冷却水が漏れて流れた形跡があります

アッパーサポート脱着

まだ水漏れ箇所が確認出来ないため、アッパーコアサポートを外してみた。（写真ではヘッドランプがついてますが、本来はランプは外します。）

水漏れ箇所確認

アッパーコアサポートを外すと、ラジエーターが出てきます。
ラジエーターの給水口とラジエーターの繋ぎ目から冷却水が漏れているのを確認できます。（黄色丸部分）

ラジエーター取外し

ラジエーターを取外すのに邪魔になるコアサポートを取外し、コンデンサーをズラします。

今回、アッパーコアサポートを外すのに、ヘッドランプを外してませんが、ヘッドランプを外さないと本来はアッパーコアサポートのボルトは外れないのだと思います。
この車両は頑張ってみたら、なんとかランプがついてる状態でもギリギリボルトが外せたので（結構苦労してです）、ランプを外してませんでしたが、ラジエーターを取外すには、結局左側のランプは外さないと、ラジエーターを引き抜くことが出来ず・・・結局左側ランプは外すことに。

ラジエーターを引き抜くときに、コンデンサーを傷めないように段ボールを当ててます。

ラジエーターと、ファンを一緒に車両から引き抜きます。
ファンのところに、オイルクーラーのホースを固定するボルトがありますが、車両にラジエーターがついてる状態のときは、結構取りにくいのと、ボルトが硬いときは、頑張ってボルトを緩めようとすると、ファンカバーが折損する可能性がありますので、オイルクーラーホースごと一緒に引き抜いたほうがよいです。

ラジエーターファン移設

新品のラジエーターに、ファンなどを移設します。

ラジエーター取付

ラジエーターのフィンが傷つかないように、コンデンサー同様に段ボールで保護してから車両にラジエーターを取付、外したものをみんな組付けていきます。

オイルプレッシャースイッチ交換

バンパーを外したことで、オイル漏れも発見した。

写真はすでにオイルをほとんど洗浄して流してしまったあとですが、赤丸部分のオイルプレッシャースイッチからオイル漏れしてるのが確認出来ます。
洗浄前は、このスイッチの近辺のシリンダブロックなどがオイル漏れというより、滲みでたオイルにゴミなどが付着している状態でした。

新品のオイルプレッシャースイッチと交換し、ラジエーターに新しい冷却水を注入して、エア抜きをします。
水漏れ、オイル漏れが無いことを確認し、バンパーを取付て、作業は終了です。